一昨日の夜の話
夕飯も終わり、家族団らんの一時で、息子が一言
『大きいじぃじ(私の父)のお家でよく仏様のところにおじちゃんが座ってるんだよね~』
ん????
おじちゃん????
ダレ????????
よ~く聞いてみると
顔は知らないけどおじちゃんが、いつも仏壇のところに座って、いっつもニコニコして息子の事を見てるんだそうです
その話をする時に怖がる様子もなく、逆に嬉しそうな息子
どんな顔して見てるの?と聞けば、満面の笑みを見せて『こんな風に見てるよ~』との事
たまには『お兄ちゃんも一人でいるんだよ~』と言う息子
ちなみにうちの仏壇には、確かに母が昔死産した私の兄が入っているのですが、実際には魂は入れていないとの事
(これは父からの話)
それに兄は7ヶ月の時に死産になったので。。。
お兄ちゃんとしても形にはなっていないと思うのですが。。。
それでもやはり息子は『時々だけどいるよ~』と言います
確かに生まれて実家に帰ってすぐから、仏壇の前に寝かせており。。。
よく仏壇のほうを見てニコニコしておりました
実家に帰るたびにいつも仏間に寝ていたので、その場所に慣れているから?かおもちゃ類を仏壇の前に並べては良く遊んでいました
おしゃべり出来ない頃もよく仏壇を見てニコニコ
よく考えたら、もしかしたらそのおじさんやお兄ちゃんが見えてたのかな。。。
私の母や母方の祖母は、けっこう霊感が強い方
私も全く見たことがないわけではないので、まぁ見えてもおかしくはないんでしょう
怖がる様子はないので、大丈夫かな?と思ってはいますが。。。
昨日その話を私の父に話したら。。。
『もしかしたらじいちゃんが見に来てくれてるのかもなぁ』と一言
じいちゃんとは私の父方の祖父
中学の時に他界しました
同じ年のいとこと授業中に祖父が危ないと聞き、自転車を必死にこいで帰った記憶は今でも忘れません
制服のままで祖父の家に行き、しばらくいたのですあg、まだ大丈夫だろうから着替えて来いと言われ、その言葉の通り自転車で5分の家に着替えに行っている間に祖父は息を引き取りました。。。
たくさんの孫に囲まれて、自宅で息を引き取った祖父はきっと幸せだったと思います
病院で死ぬくらいなら、早く死んでもいいから自分の家で死にたい!と強く希望していた祖父だったので。。。
私が物心ついた頃から心臓が悪く、入退院を繰り返していた祖父
よく遊びに行ったら、帰りに祖父の愛車のスーパーカブで獣道のようなところを家まで送ってくれたのが昨日の事のようです
遊びに行けば、菊の花をいじっていた祖父
よく品評会で入賞していました
習字が上手かった祖父
人望が厚く、祖父を頼っていろんな人が来ていました
地元のお祭りの大太鼓を叩く家系として決まっていたので、祖父が元気な頃はよくいとこのお姉ちゃんたちに教えているのを見て、自分もやりたい!と強く思いました
結局私がやる頃には、祖父は体調が悪く練習を見てもらうことはなかったのですが、お祭りで主役として太鼓を叩いた私をビデオで見て、とても喜んで褒めてくれた祖父
よく考えて見たら、ここ何年間もの間、祖父のことを思い出してなかった。。。
もしかしたら祖父も思い出してほしかったのかな。。。
ひどい事したな。。。
なかなかお墓参りに行けないけど、今度帰省したら一番にお墓参りと仏壇に手を合わせに行こうと思います
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